iPhoneのパスコードを知っている人から写真を隠す方法
非表示アルバムもロックしたアプリも、パスコードで開いてしまいます。パスコードを知っている人から写真を本当に守る方法を紹介します。
iPhoneの標準機能では、ほぼ守れません。非表示アルバムもロックしたアプリも、iPhoneのパスコードで開きます。標準機能でいちばん近いのは、独自のカスタムパスワードでロックしたメモです。より強力なのは、鍵がパスコードとは別になっている写真金庫です。
よくある方法が通用しない理由
iPhoneで写真を隠す方法の多くは、相手があなたのパスコードを知らないことを前提にしています。標準のロックは、どれもパスコードで開いてしまいます。
- 非表示アルバムは、Face ID、Touch ID、またはパスコードで開きます。専用のパスワードはありません。
- 「写真」アプリのロック(アプリを長押しして「Face IDを必須にする」)も同じです。Appleによると、ロックしたアプリは「開くときにFace ID、Touch ID、またはパスコードが必要」です。
- 「写真」アプリを非表示にすると、Appライブラリの「非表示」フォルダに移ります。このフォルダも同じロックで開きます。
つまり、相手がパスコードを知っているなら、この3つはどれもカーテンであって、鍵ではありません。それ以外の人に対しては今でも役に立ちます。手順はiPhoneで写真を隠す方法をご覧ください。
まず、すでに誰が入れるかを確認する
何かを隠す前に、気づいていないかもしれない入り口を閉じておきましょう。
- Face IDに登録された別の顔。Face IDには、2つ目の「もう一つの容姿」を登録できます。誰かが自分の顔を追加したかもしれないと思ったら、「設定」→「Face IDとパスコード」で「Face IDをリセット」をタップします。そのあと、自分の顔だけで設定し直してください。
- 共有ライブラリ。iCloud共有写真ライブラリの参加者は全員、その中身を見られます。プライベートな写真が共有ライブラリではなく、個人用ライブラリにあることを確認してください。
- ほかのデバイス。iCloud写真がオンなら、あなたの写真は、Apple アカウントにサインインしているすべてのiPadやMacにも表示されます。家族のiPadは、そのiPad自体のパスコードと同じ程度にしかプライベートではありません。
いちばん簡単な対策:パスコードを変える
相手がパスコードを一度見ただけなら、変更するのがいちばんすっきりした解決策です。相手がパスコードを知らなくなった瞬間に、標準のロックはすべて再び安全になります。
ただし、頼まれたらロックを解除するよう相手が求めてくる場合や、iPhoneを相手と共有している場合は役に立ちません。その場合は、独自の鍵を持つものが必要です。
標準機能での方法:専用パスワードでロックしたメモ
「メモ」アプリは、iPhoneでパスコードとは別のロックを選べる唯一の場所です。
- 「設定」→「アプリ」→「メモ」→「パスワード」で、iPhoneのパスコードではなくカスタムパスワードを選びます。
- メモを作成して写真を追加し、ロックします。
- 「写真」から元の写真を削除し、「最近削除した項目」も空にします。メモは独自のコピーを持っているので、空にするまで元の写真は残ったままです。
これに頼る前に知っておきたいこと:
- 復元できない。カスタムパスワードを忘れても、Appleは手助けできません。パスワードをリセットしても、それ以降にロックするメモにしか適用されません。
- ビデオは不可。ビデオ、オーディオ、PDFを含むメモはロックできません。
- 写真が多いと手間がかかる。数枚なら使えますが、アルバム丸ごとには向きません。
- メモ自体は見える。メモそのものは一覧に表示されたままなので、目立たないタイトルを付けてください。
盗難デバイスの保護で解決しない理由
盗難デバイスの保護は、オンにしておく価値があります。オンにすると、ロックしたアプリを開くにはFace IDかTouch IDが必要になり、パスコードでの代用はできません。ただしそれは、自宅や職場などのよく行く場所からiPhoneが離れているときだけです。
自宅では、パスコードで今までどおりすべてが開きます。そして、あなたが思い浮かべている相手がいるのは、おそらくまさにその自宅です。
より強力な方法:独自の鍵を持つ金庫
写真金庫が役に立つのは、そのロックがiPhoneから本当に独立している場合だけです。アプリを比べるときは、次の点を確認してください。
- 別の鍵。「Face IDでロック解除」だけでは、パスコードで代用できてしまいます。独自のコードやパターンが必要です。
- 本物の暗号化。画面の奥に隠すだけでなく、ファイルがその鍵で暗号化されている必要があります。
- 元の写真の削除。読み込み後にカメラロールから写真を削除するよう提案してくれて、コピーが残らないことが大切です。
- 迫られたときの逃げ道。アプリを開くよう求められたときのための、ダミー金庫です。
Hidletは、まさにそのために作られています。
- パターンが鍵。5×5のグリッドにパターンを描くと、そのパターンがひとつの金庫の鍵になります。写真はiPhone上で、その鍵を使って暗号化されます。
- パスコードでは何も開かない。iPhoneのパスコードで金庫を開くことはできません。
- 別々の金庫。パターンごとに別々の金庫が開き、アプリが金庫を一覧表示することはありません。
- 元の写真。Hidletは読み込み後に、「写真」から元の写真を削除するよう提案します。
- 非常用パターン。Hidlet Proでは、非常用パターンで当たり障りのない金庫が開き、同時にこのiPhoneからほかの金庫へのアクセスが断たれます。
Hidletは近日App Storeで公開予定です。
ひと目でわかる比較
| 方法 | パスコードを知っている人を防げる? |
|---|---|
| 非表示アルバム | いいえ |
| ロックまたは非表示にした「写真」アプリ | いいえ |
| 盗難デバイスの保護 | 自宅と職場以外でのみ |
| 新しいパスコード | はい(相手に再び知られるまで) |
| カスタムパスワードでロックしたメモ | はい(写真数枚まで、ビデオは不可) |
| 独自の鍵を持つ金庫アプリ | はい |
誰かに迫られている場合
誰かにiPhoneをチェックされたり、管理されたりしているために写真を隠しているなら、どんなアプリよりもあなたの安全が大切です。Appleのパーソナルセーフティガイドでは、誰があなたのデバイスやアカウントにアクセスできるかを確認する方法を説明しています。危険を感じている場合は、お住まいの国の緊急通報窓口や相談窓口に連絡してください。
よくある質問
非表示アルバムに別のパスワードを設定できますか?
いいえ。非表示アルバムはiPhoneのロックを使うので、Face ID、Touch ID、またはパスコードで開きます。
「写真」アプリをロックすれば、パスコードを知っている人を防げますか?
いいえ。ロックしたアプリはFace ID、Touch ID、またはパスコードで開くため、パスコードを知っている人なら誰でも開けます。
「メモ」アプリで写真をロックできますか?
はい。メモには、iPhoneのパスコードとは別のカスタムパスワードを使えます。ただし、ビデオ、オーディオ、PDFを含むメモはロックできません。
金庫アプリを使っていることは知られますか?
知られる可能性はあります。アプリを非表示にしても、その名前はスクリーンタイム、「設定」のバッテリー使用状況、App Storeの購入履歴に表示されることがあります。